イケメン王子様と今日から1つ屋根のした!?
その後も何時もと同じ学校生活を送った。



「んじゃあね~さゆ♪♪
今日は孝ちゃんとデートなんでおっ先~♪」



朝より増して、メイクバッチリでルンルンな美里は先に帰った。



さて…私も帰らなきゃね♪

そう思っていると、
携帯がなった。


あ…お母さんからのメールだ。



《今日は大事な話があるから早く帰ってきてね♪》


言われなくても帰りますーだ。



なんて1人で携帯を見ながら突っ込んでいると…



ドスッッ…




「っわぁ!!スッすみません…」



携帯見ながら歩いていたせいで誰かにぶつかってしまった。

メガネがずれてよく見えない…

「ってえな!前みて歩けよなチビメガネ!」


っな!!チビメガネですって~!!
ムッカー!!

そう思っていると、
乱暴にずれたメガネを直してくれた。




って…
ゴールドアッシュのサラサラヘアー


イケメン王子…



ぶつかってしまったのは、
今朝覚えたばかりの新田絆だった。


ってゆか王子スマイルどころかなんかムカツク顔…



おもっきり睨んで
その場を去った。




全くあんな奴絶対好きになれるわけないじゃん。




ま、関わらないしいっか。






この時は、すぐまた会うなんて…


てゅかコイツと深く関わるなんて考えもしなかった。





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