イケメン王子様と今日から1つ屋根のした!?
【saideさゆみ】


結局朝まで、
新田絆と寝てしまった。



いつもより、熟睡できて目覚めがいいのはアイツと寝たから?




ナイでしょ…。


私、男嫌いなはずなのに…



慣れすぎでしょ。





「さゆ~おっはよ~♪
てゅか朝からぼぉ~っとしてどうしたの~?」



「べっつに~。」


学校に着くと、丁度美里と出くわした。




「今日は新田くんは?」


「アイツは2日酔いで私の部屋にいる。」



「は?ちょっとちょっと…アンタ進みすぎ~!男嫌い治った?」



「ちょっと美里興奮しすぎ…。てゅか勘違いしてない?」



「え?喰われたんじゃないの~?」



美里さん。


声がでかいよ…
一応私が居候してんのは秘密なんだからさ。



てゅかそもそも、
喰われるなんてあり得ないわよ。



「ただ酔っ払いが夜中に私の睡眠を邪魔して…その…

抱き締められて…一緒に寝た。」




「な~んだ。つまんな~い。てっきり王子が野獣になったと思ったのに~」



つまんないって…
そうなったら最悪なんですけど…


なるわけないから。




「ま、男嫌いのさゆちゃんにはレベル高いわね~。
てゅか…何気さゆも嫌じゃなかったんでしょ。」




「べ…別に~!そんな事…」




「ハハハ~分かりやすい奴~。てゅかさゆ男嫌い治ったんじゃない?新田君のおかげじゃ~ん。」



そ、そんなわけないよ。
新田絆なんて嫌いだよ。



美里朝から冗談キツーイー





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