イケメン王子様と今日から1つ屋根のした!?
そういえば…


新田絆…いないよね!?


さっきから新田絆の姿が見えない。


「あ、ちなみにバカ息子の部屋隣だけど大丈夫!?」



「あぁはい…。」



隣…かぁ。
嫌…なんて言えないか。




しばらくすると…



「さっきから、誰がバカ息子だって?」



げ…。



不機嫌そうに現れた…



イケメン王子様…



「バカ息子はバカ息子だろーが!ったくまた女んとこかよ。」



「…るせえ!つか…お前…」



じっと私の顔を見てくる新田絆…




「…チビメガネ!!何でいんだ?ってゅかチビメガネの叔母さんどーも。」

「こんにちは。絆君。
まぁ超イケメン~♪」

なんて失礼な奴…
てゅか私チビメガネって呼ばれてるし…


私はさーゆーみ!!


「このバカ息子!
名前はさゆみちゃんだ!
今日から俺アメリカ行くって言ったろ?今日からお前とさゆみちゃんふたりで暮らすんだよ!」



「はぁ??聞いてねぇ!」




「お前が聞かねえからだろ。とにかく!さゆみちゃんに手だすんじゃねえぞ?」



「出さねえよ。
つか…タイプじゃねえ。」



な…!!



こっちだって願い下げ!




私はおもいっきり睨んだ。
すると彼もじとりと睨み返してきた。




「さて…じゃあさゆみちゃんこんなバカ息子だけど後は頼んだよ!?
竹下さんそろそろ行きましょうか。」


「そうね。
絆君、こんな地味なさゆだけど宜しくね。
さゆ!しっかりやんのよ。




お母さん、最後まで毒舌。






そんな毒舌ふたりは…





アメリカへと旅立った。








今はリビングに
私と新田絆だけ………




いったいこの先
コイツと暮らせんのかな…




王子様キャラとはかけ離れてるコイツと…



女好きみたいだし…





あー嫌。







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