幕末女剣士~新選組~
「ついてこい。近藤さんとこ行くぞ」
「えっ?あ、はい…」
とりあえずアタシは土方さんに
ついていく。
「そういやお前、名は?」
「へっ?あ、北条美穂です…」
「美穂か…」
それから近藤さんの部屋まで
お互いに会話をすることはなかった。
「近藤さん、俺だ。」
「あぁ…トシか入ってくれ。」
「失礼する。」
土方さんは近藤さんの部屋の中に
入った。
「なにやってんだ美穂!入れ。」
「はい…失礼します」