幕末女剣士~新選組~
「しかしトシ…彼女は女子だぞ?」
「んな悠長なこと言ってられっか!
此処にいる限り役立って
もらわなきゃなんねーんだ。
それが出来ねぇなら此処にいて
もらう意味がねぇんだ。」
「あの、アタシそれでいいです。」
「大丈夫なのか美穂君…」
「はい!アタシ、剣が大好きなんです!」
「そうか…君がいいならいいんだが」
話に一段落つくと沖田さんが
帰ってきた。
「おぉ総司…平助は起きたか?」
「土方さん、もう来ると思います。」
「そうか…ご苦労。」
しばらくすると襖が勢いよく開いた。