幕末女剣士~新選組~
涼しい風が屋上を吹き抜ける。
「ね~鉄ちゃん…」
「んー…?」
「鉄ちゃんはなんで剣道を
続けてるの?」
「なんだよ急に…」
「いいじゃん教えて」
「俺は…最初のころはさただ
宗吾に勝ちたい一心で
やってた。でも…最近は
ただ好きだからやってる」
「そっか…」
「お前も難しいコトは考えるな!
自分の思うままやればいい」
「うん…ありがとう」
鉄ちゃんは気づいてたんだな…
アタシが悩んでたことに。
やっぱり鉄ちゃんは凄い。
そうだねアタシが思うままに…