~1年365日~
友達のこととか家族のこととかもちろん
恋のことも。
「唯央!」
後ろから聞こえてきた聞き覚えのある声。
振り向くとそこにはやっぱり彼がいた。
「あっ!龍哉っ」
大崎龍哉【オオザキリュウヤ】15歳
私の彼氏。
そして世界で1番大好きで、世界で1番大切な人。
「唯央3組だろ?」
「うん。龍哉は?」
「お・・お前もしかして俺のクラスどこか見てないの?」
しまった!星空ちゃんと一緒ってことで浮かれすぎて
つい見落としてた・・・。
「図星か?」
悔しいけど・・・
私が悪いしね。
「うん。ごめん!」
「いいよ。まっ嬉しいお知らせがあるから
黙って聞きなさい。」
「うん。」
って・・・
今、私全然うるさくしてないし!