ヤクザと恋愛



「おい!井端、セイナちゃん、大丈夫か?」

河瀬さんは私達を出してくれた。


すると…


「…亮くん?」

麻美さんだった。


「…麻美。全部調べた。」


河瀬さんの言葉で麻美さんはうつむいた。


「…麻美。俺ともう一回やり直さないか?」

河瀬さんは麻美さんを真っ直ぐ見て言った。


「何言ってるの?私…。裏切ったんたよ?」

河瀬さんは微笑んだ。

「知ってる。でも…もう一回一からやり直したい。」


「……………。よろしくお願いします。」












< 153 / 164 >

この作品をシェア

pagetop