ヤクザと恋愛



次の日。


私は午前中に麻美さんと待ち合わせをして、水着を買いに来た。





「う―ん。セイナちゃんは、これどう?」


水着を持っていない私のために選んでくれてるんだけど。



「…ちょっと派手じゃない?」


さっきから選んでくれるのは派手な物ばかり。




「うんうん!可愛いよ!」



「じゃあ、これにする!」



麻美さんが選んでくれた白い生地にピンクのハートがついた物にした。







私の水着を選んだ後は、ご飯を食べたりして過ごした。





「そろそろ帰る?」


6時頃に麻美さんが言った。

明日のために、麻美さんと河瀬さんは今日、井端組にお泊まり。



1泊2日の旅行。




「うん。」


そう言って立ち上がる。


そして私達は歩いて、井端組に向かった。



すると…


「セイナさんと麻美さんじゃないですか!」


そこには井端組の人がいた。あまり話したことはないけれど、挨拶をしたことがあった。



「はい。」


「ご一緒させていただいてもいいですか?」

「はい。全然!」


そして私達3人は話しながら帰った。











< 98 / 164 >

この作品をシェア

pagetop