ヤクザと恋愛
次の日。
私は午前中に麻美さんと待ち合わせをして、水着を買いに来た。
「う―ん。セイナちゃんは、これどう?」
水着を持っていない私のために選んでくれてるんだけど。
「…ちょっと派手じゃない?」
さっきから選んでくれるのは派手な物ばかり。
「うんうん!可愛いよ!」
「じゃあ、これにする!」
麻美さんが選んでくれた白い生地にピンクのハートがついた物にした。
私の水着を選んだ後は、ご飯を食べたりして過ごした。
「そろそろ帰る?」
6時頃に麻美さんが言った。
明日のために、麻美さんと河瀬さんは今日、井端組にお泊まり。
1泊2日の旅行。
「うん。」
そう言って立ち上がる。
そして私達は歩いて、井端組に向かった。
すると…
「セイナさんと麻美さんじゃないですか!」
そこには井端組の人がいた。あまり話したことはないけれど、挨拶をしたことがあった。
「はい。」
「ご一緒させていただいてもいいですか?」
「はい。全然!」
そして私達3人は話しながら帰った。