俺とアイツの関係 ☆番外編☆
一人一人に返しに行っていた高校時代が懐かしい。
「…和輝、何してるの?」
とある日の夕方。
リビングでしゃがんだまま動かない和輝に声をかけた。
ゆっくりこちらを向いた和輝はうるうるの瞳でわたしを見上げる。
「どうしたの?悲しいことでもありましたか?」
目線を合わせて、ポロポロと溢れでる涙を拭う。
和輝は視線を自分の手元に向けた
ん?
ああ、そういうコトですか…
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