俺とアイツの関係 ☆番外編☆
二人のクリスマス
†健斗side†
《これはまだ百合が妊娠していない時のお話です》
「健斗、学校遅刻しますよ。起きてください」
眠っっ。
もう朝かよ…
「…サボろうぜ。奈々と一緒に寝る」
「わたしは学校に行きます。早くしないと置いて行きます…クシュン!」
「風邪ひいた?」
くしゃみをした奈々の額に手をあてる
「んー…、熱はないな」
「健斗もよくその格好で風邪ひきませんね」
裸ですけど?パンツはいてるけど。
「奈々抱きしめてたら暖かいし。」
「もう12月半ばですよ?服着てください…」
恥ずかしそうに目を逸らす奈々
「もう、見慣れてるだろ?」
「見慣れてませんよ…もう本当に遅刻しますよ!先に行ってますから」
奈々は顔を赤くしながら寝室を出て行った