俺とアイツの関係 ☆番外編☆
†健斗side†
これまで生きてきて、1番緊張した…
しかも泣かれた時は、マジで断られるかと思った。
奈々が離れていかないって自信はあるが、緊張とドキドキでおかしくなってたんだろうな、俺。
「はい」と奈々が返事をしてくれた後、ゆっくりとキスをした。
「んっ…けんっと、人前ですっ」
「知ってる。誰にも見えねえって」
奥の角の席だし。
見られても、別にいいけどな。
それでもかなりの抵抗をされたので、渋々唇を離した。