俺とアイツの関係 ☆番外編☆
「ここでキスするなんて、健斗ひどいです」
恥ずかしがり屋の彼女はご立腹。
「したかったからしたの」
本能に従ったわけ。
いや、正直押し倒したいけどね。
「恥ずかし過ぎます」
「顔、真っ赤になってる」
「健斗のせいですよ」
うん、俺しかいないね。
でも、我慢の限界。
「奈々、帰ろう」
「えっ、でも…」
「いいから」
奈々の手を引っ張って、レストランを出た。
部屋、とっておいてよかったなとつくづく思った。