俺とアイツの関係 ☆番外編☆
奈々に襲いかかりそうな現在。
なんとか理性を保っている状態。
年がら年中、母さんの忠告が頭を巡る。
“あんまり盛ってると奈々ちゃんに嫌われるわよ。”
高校の時から成長してねえ…。
でも、俺の言い分としては奈々が悪いから。
奈々が傍にいるだけで、抱きしめたくなるし、キスしたくなる。
愛しくてたまらないってワケ。
「健斗~、次どうぞ~」
髪をふきながら風呂からあがってきた奈々。
入れ替わりで俺はバスルームへ向かった。