俺とアイツの関係 ☆番外編☆
「奈々は全っ然わかってない。」
少し険しい顔をしながら、頬をつねられた。
「いひゃいれす…。なにがわかってないんれすか…」
「奈々、俺がお前のコト、どれだけ好きかわかってない」
「……っっ!」
つねられていた手が顎に添えられて、クイッと上を向かされた。
「俺もう、奈々以外愛せなくなってんだから」
顔は赤面するばかりで、なにも言えない。
でも、胸の中から熱いものが込み上げてくる。
「わたしも…、です。」