【短編】猫箱論理
この廊下を歩き3つ教室を過ぎれば俺の配属クラスに到着してしまう。
時刻は8時15分。
そう言えば、全体的に今日は暗い。妙に嫌な気分になった。
教室には2名の根暗とケバいのが2人。
それぞれ2個1で話をしていた。
こういう場合、梓がいれば……なんでもない。
俺は根暗の2人組に近寄ってみるが話が超次元過ぎてついていけない。
なにやら太陽系から冥王星が外された訳を討論していた。うん、馬鹿だろ。
つまらない。