【短編】猫箱論理



俺は担任が長話をしているのに目もくれず教室から飛び出す。

勢いよく階段を駆け下りて昇降口に。

担任の怒鳴り声が聞こえたがそんなのどうでもいい。




梓を探さなきゃ。




ひたすらに足掻いても変わらないモノは変わらない。

学校を飛び出して雪の降るホワイトクリスマスな道を自転車でひたすらこいだ。



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