【短編】猫箱論理
ぶっちゃけてしまえば、俺自身、俺みたいな奴が友人にいたらそく殴って縁を切るところだが、ソイツはそんな事はしない。
たぶん、俺を試して遊んでいる。
どうしょうもなくダメな俺を。
だから俺は、ソイツの事が死ぬ程大っ嫌いだからソイツと同じ高校に入学したのだ。
意味が分からない?
そうか。
同じ体験をすればわかるようになる。
本当に申し訳ないと思っていても空回りする訳で、俺は基本的に毎日ソイツに迷惑をかけている。