笑って天音ちゃん!
無表情
「天音ちゃん…実はオレ…。キミの…キミのコトが…」
「…」
「好きでした!」
「…」
「天音ちゃん…?」
「…何」
「だから、聞いて…る?」
「聞いてます。というかキミは誰?」
「おっ…オレ?あ、ごめんごめん。オレは…」
「もうあたし帰ります。」
「ちょっと待ってよーーー…」
1組B組の有明天音は
たたたたたっ…と
体育館の裏に走って行った。