笑って天音ちゃん!
天音は何も感じないように
あぁそうかぁと呟いた。
「輝星くんに告られたの??」
「え。いやぁ…、まぁ…そうかなぁ…」
天音がみるみる赤くなってきていた。
すると虹がうぉぉおお!と
雄叫びらしきモノをしながら
やったぁと喜んでいた。
「な…なに」
天音は恥ずかしいとぶつぶつ言った。
「あー…もう天音、
無表情卒業できるかもよー。良かった。本当良かったぁぁ…」
天音は喜ぶトコそこー!?などと
口々に言ったが、虹には届かなかった。