You are ドリーマー★
車内がシーンとなる。
聞こえるのはラジオから流れるクラッシックだけ。
心臓の音聞こえないかな…。
「あ、あの鈴宮さん…」
「何だ??」
「鈴宮さんって最初とキャラ違いますよね」
そう言うと、プッと吹き出した。
「あれは、仕方ねぇんだよ…。下手なことすると文句言われるし…」
「文句…??」
親父がうるせーから、と笑う鈴宮さん。
「それにお前には素の自分を見せとかねーと、後でイメージと違った!!とか言われても困るし」
「そ、そんなこと言いませんから…!!」
「冗談冗談。お前はそんなこと言わねーだろうけど、たまにいんだよ。そういうヤツがな。
まぁ…つまり外見で判断されるのが嫌なんだよ、俺は」