You are ドリーマー★

「どうか美久さんを、うちで預からせてもらえませんか?」


鈴宮さんが頭を下げ、お父さんが頷いた。


「お前はいいのか?」

「えぇ…娘の夢が叶うなら、私は応援するわ!」


お母さん……



「じゃあ娘を…よろしく頼む」

「ありがとうございます!!」

「ありがとう。お母さん、お父さん…!!」


お礼を言うと親はにっこりと笑った。

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