You are ドリーマー★

「いいのか?彼氏くん」

「あ、彼氏じゃなくてクラスメイトです。坂下くんには悪いけど…昨日は鈴宮さんの話ちゃんと聞けなかったから…」

「じゃあ場所移動しようか」

「あ、はい…」


鈴宮さんは気を遣ってくれたのか、車ではなく徒歩で近くのカフェへ。





「何でも頼んでいいよ」

「あ、自分で払いますから!」

「いや、俺の話でついてきてもらってるわけだし俺が払うから」


そう言われても…と思ったけれど、お言葉に甘えてミルクティーを頼んだ。



「それで昨日は何を…?」

< 8 / 47 >

この作品をシェア

pagetop