夢見た日から
玲斗のドSぶりはそれからも止まらなくて、甘い言葉を連発するし。
なんか頭撫でたりとか。
完璧に反応をみて楽しんでる……
イルミネーションはやっぱり綺麗。
こんなこと自分が言うとは思ってなかったけど、大切な人と見る景色はやっぱり格別。
「彗、後ろ向いて?」
すると胸元にひんやりとした感触。
「これ……」
「俺のものっていう印」
「ありがとう!!」
玲斗がくれたのはネックレスだった。
私も渡さないと…。
「はい、これ…」
「これ、なんか似てんな!!」
私が渡したのもネックレスで、デザインもやや似てる。
「これで俺もお前のだな」
こうして終わったクリスマス。
ちょっと運命を感じました。