夢見た日から
五分後。
颯太から電話が。
「お前、彗のこと好きなんだろ?」
「なっ、んなことねぇし」
俺はれっきとした女好きだっての!!
「ばれてんだよ。」
「なっ」
「彗もだいぶ泣いてたし、このままじゃあ嫌われるかもなぁ~」
彗、泣いてたのか。
だいたいこいつの言いたいことはわかった。
だけど、
「告白は無理!!」
「意気地無し」
「わかったよ。やればいいんだろやれば。」
やってやろうじゃねぇか。