夢見た日から


そこに行きたいわけね。




「了解ー」



うまそうにアイスを食べる彗。




たまに見せる、こういうとこがかわいいんだよな。




「玲斗食べないの?」



「俺はいい。っていうかついてる」




俺が彗の口元についたアイスを手でとって舐めた。




それだけで顔が赤くなる彗。




「どうかした?」




わざと、そんな質問をする俺。




「意地悪。」




そういって上目遣いをする彗。




それは反則だろ。




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