夢見た日から


「俺は友達だって言われるとショックなんだけど…」




………




それって……




それって…………




颯太は




「……颯太は…」




「…………?」




「颯太は私のことが嫌いなの?」




だから友達でいるのが嫌なんだ…




「はっ!?」




「もう放っといて…」




家が近かったのが唯一の救いかな?




心は苦しいけど、流れてきたのはたった一筋の涙だった。




それでも泣いたって分かるくらいには目が赤かった。




玲斗とのデートどうしよう。




< 48 / 169 >

この作品をシェア

pagetop