夢見た日から


出発の日。




見送りには瑠奈と颯太が来てくれた。




玲斗は恥ずかしいから行けないって颯太から聞いた。




やっぱり不器用。




「彗~、やっぱり寂しいよ~」




「私も~」




半泣きで抱き合ってる瑠奈と私。




「瑠奈、彗を独り占めすんなよ……」





「ハイハイ。」




そう言って瑠奈が私を話すと今度は颯太に抱きしめられた。





「頑張れよ…」




それだけ言って、颯太は私を離して背中を押した。




いってきます!!




頑張っちゃうもんね!!!




< 71 / 169 >

この作品をシェア

pagetop