夢見た日から
やっぱり運命ですか!?
颯太side
目の前で一生懸命話してるのは彗。
だけど、俺たちは笑ってない。
彗はやっぱり玲斗のことが好きらしい。
負けたな、完全に。
「ごめんね?」
「お前が謝ることじゃねぇよ?」
「でも……」
「その代わり、ちゃんと笑っとけよ?」
「……うん!!」
「で、泣かされた時は頼れ」
「わかった!!」
じゃあ最後に……
ギュッ
「颯太?!」
「親友の印な」
これで踏ん切りつけるから、抱きしめさせて?
「うん!!」