指切りロミオ



次の日俺は明子に呼びだされた



「政略結婚?」



彼女の口から出てきた言葉



「えぇ…金森グループは赤字続きで父が勝手に」


そうだったんだ…



彼女は桐生のことが好きなわけではかなったんだ


「私…嫌なんです!私の愛する人はふみや様だけですから」



俺は明子を抱きしめた



キスはしたことないけどこれが俺達の『愛』なんだ



< 17 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop