いじめ ~苦しみはずっと~
―放課後―
怖い。
くみが私から離れていくんじゃないかな?
どうしよ。
もう仲良くなれないんじゃないかな?
捨てられちゃう気がする。
だっていつもだったら6時にはいつもの場所にいるのに、6時30分すぎても来ない。

コツコツコツ。
「かのん!」
くみだった。
1人でうれし涙を流した。
「もしかして私が来ないとか思ってた?」
「…、うん。」
「やっぱね~!私はかのんがどんなことされててもかのんのことが大好きで、かのんの親友って思ってるよ。」
すごくうれしかった。
あと…、ちょっと照れた。
「ありがとう。」


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