姫と王子のらぶらぶ日和。【完】
どきどきしながら王子が来るのを待つ



「おい王子、金色姫さん、来てるぜ?」



「は?」



教室の中から、そんな小さな会話が聞こえてきた



「だから、彼女さんだってば」



「ぇ?姫が?」




どきん___....



名前を呼ばれて胸がときめく



王子の落ち着く声に、酔いしれる







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