姫と王子のらぶらぶ日和。【完】
とぼとぼと、一人で帰路を歩く


ここに王子はいない


一人ぼっち


その事実に、涙腺がまた緩みそうになる


駄目、駄目、泣いちゃぁ駄目


私は弱くないんだから


王子に頼ってばっかりじゃ駄目


もっともっと強くならなきゃ



だから、泣かないんだ


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