姫と王子のらぶらぶ日和。【完】
どんっと肩を押され、バランスを崩して後ろに倒れる
すると先頭に立っていた大柄の女子が、一歩前に出て手を振り上げた
私は痛みに備えてぎゅっと目を瞑った
『王子ーーッ!!』
その時私の口から自然と出てきた言葉は、それだった
・・いつまで待っても痛みは襲ってこず、不思議に思ってゆっくり目を開けると、視界の先には広い背中が写った
『王・・子?』
『君たち、俺の彼女に何してるわけ?』
ざわめく女子を睨み、それから私のほうをみた
『怪我はない!?どっか痛いところは!?』
そういって私の頬に手を添えた
『だ、大丈夫だよ』
私がそういうと、王子は安心した表情を見せ、そのまま唇を重ねたんだ
すると先頭に立っていた大柄の女子が、一歩前に出て手を振り上げた
私は痛みに備えてぎゅっと目を瞑った
『王子ーーッ!!』
その時私の口から自然と出てきた言葉は、それだった
・・いつまで待っても痛みは襲ってこず、不思議に思ってゆっくり目を開けると、視界の先には広い背中が写った
『王・・子?』
『君たち、俺の彼女に何してるわけ?』
ざわめく女子を睨み、それから私のほうをみた
『怪我はない!?どっか痛いところは!?』
そういって私の頬に手を添えた
『だ、大丈夫だよ』
私がそういうと、王子は安心した表情を見せ、そのまま唇を重ねたんだ