姫と王子のらぶらぶ日和。【完】
後ろで女子の黄色い悲鳴が聞こえたけど、王子は無視して深いキスを続ける




(もうダメッ、苦しいッ!!)




そう思ったとき、王子の唇が離れ、女子の方に顔を向けていった



『姫は王子のもの。何か文句でもある?』



そして次の瞬間、自身の体が宙に浮いた



え?・・これって、もしかしなくても



・・・お姫様抱っこぉ!!?



そう気づいて、顔を微かに赤く染めた




『次俺のものに手ぇ出したら、許さないから』



そう言ってその場を去った




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それ以降、私を呼び出したり、陰口を言う人はいなくなった


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