無防備な俺の幼なじみ

「…着替えたいんですが?」

「どーぞ?」


俺が部屋に来た理由は着替えるためなのに…

どーぞって何?!

出て行かないの?!


「あの、優…出て貰えます?」

「もぅ。私は気にしないのにぃ」


っと、ぶつぶつ呟きながら、俺の部屋を渋々出ていく

優の行動を見てるとため息が出る

全っ然意識されてないことを痛感するから

俺は、小さいころから優を一途に思い続けてる

でも、このとおり
優は、俺のことをまったく男として見てくれない

たぶん、兄妹くらいにしか思われてないんだろうな

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