ただ空回り。





「私と友達になってくれない?


吉永の、一番の女友達になりたい」





ピースをして吉永に言う。





「なんだよいきなり」




「いや?」






「そうじゃなくて・・・・・・。


ってことは俺は舞姫の一番の男友達?」





「That's right!」






親指を立てながら言ってみる。




空元気なのは自分での分かってる。




そうじゃないと泣きそうだったから。






「よし、んじゃ、最高なダチってことで」







吉永が手をだした。






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