片思いという名の幸せ
その後私は普通に
学校生活を送っていた。
休み時間はれんちゃんと
いろんなことについて語り
また他の女の子とも
仲良くなれた。
席の近い男子が
さっちゃんの悪口を
言っていた。
「あいつさぁー調子乗ってるよなあ」
「まじあいつとは席近く
なりたくないわ」
うんうん、と心の中だけで
呟いた。
男子相手に愚痴はしたくないし
黙ってみてたけど。
私もれんちゃんと
さっちゃんの愚痴は
多少は言ったもんね。
ううん、かなり。
もうどうでもいい人。