片思いという名の幸せ


「舞花ちんは~??」

皐月ちゃんが
私に振ってくる。



えええええええとあと
「私、I高かなー」





今までの話
聞いてなかったフリして
偶然を装う。



「へ~I高多いねー
てか皆頭良すぎるし~」



その日はずっと
ご飯がのどを
とおらなかった。






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