好きとか、言えないし…
「食いしん坊…。」
「うるさいっ!!」
「優美ーりんご飴買わない?」
と、イカ焼きを持った瀬波が言った。
…ニンニク臭え。
「い…良いよ~…」
私はりんご飴を舐めながら会場に向かっていた。
私は時計を見て慌てた。
「先輩!もう始まるよ!!」
「本当に!?」
私達はダッシュで会場に走った。
ヒュー…ドカーン…
「綺麗…」
こうやって先輩と花火を見れるのが幸せ…。
「優美…」
「先輩…」
二人は同時に、
「大好き…」
と、誓い、抱きしめあった。