激甘なアイツとの恋
「じゃあ桜宮は田宮の隣にすわってくれ」





「はいっ」






私の隣には
朝出会った運命の人が
机にうつぶせになって寝ていた





休み時間
私が今どこにいるかって?
隣の人の席の周りに女の子がたくさんいて教室じゃ落ち着かないから屋上来たんだ






こんな時でも
空は雲ひとつなく
青あおとしていた

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