激甘なアイツとの恋
ふたつの影が夕日に照らされていた







おれはこの時コイツのちっちゃな手を放したくないって思った












笑った時の仁菜の顔
真っ赤な顔をした時の仁菜の顔
恥ずかしがってる時の仁菜の顔
怒った時の仁菜顔
泣いている時の仁菜の顔








俺はコイツの全てを愛おしいと思った
誰にも渡したくないって思った
















俺は女なんて嫌いだ
どいつもコイツも俺の顔が目当てで近寄ってくる
バッチリ化粧した顔
うるさい女の声
ぶりっこしてるヤツ
だから女なんて大嫌いだ










でも仁菜は違った・・・
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