マジ恋愛中。




「おはよー」



「おはよー」



クラスの友達に声を掛けられ適当に返事をし、通り過ぎる。



教室につくと授業の用意もせずに机に顔を伏せる。




はぁ…



何やってんの、自分。



「おはよ、具合でも悪いの?」



顔を上げると、いきなりどアップの顔が目に入った。



「う、わ!!!実希子!」



そこには、親友と呼べる存在の実希子が自分を見ていた。



びっくりさせるなよ、まったく…。



「具合悪い訳じゃないけど…」



「けど?」



「こう…ここがモワモワするっていうか、モヤモヤするっていうか、ゴワゴワす「やたらと擬音語使うね」



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