こころ と 現実
ピピピピピ・・・・ピピピピピ・・・
電子音に、起こされる。
何が起こったのかわからず、とりあえず携帯をとってでてみる。
「はい・・・。」
電話の向こうでは、パートさんの慌てた声。
「店長?休みにごめんなさい。もう、朝から忙しくて忙しくて、どうにもならないんです!」
・・・え・・・と・・・
「今日、人数いませんでしたっけ。」
確か、自分の休みの日は最大限、人員を使ってるはず・・・。
「それ以上に忙しくて、もう、どうにも・・・・。」
う~ん、パニック?


「わかりました。今から行きますから・・・・。」
「はい!」
あぁ、久しぶりの休みなのに・・・・。
溜息をつきながら、戸締りを始めた。
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