ヴァンパイア王子~覚醒のblood~
「ご、ごめんなさい」
「謝られることでもないし」
「ごめんなさい」
「だから、いちいち謝んないでくれる?」
「ごめんなさい……あっ」
また謝ってしまったと思って、茜は顔を上げるとレオは予想外の表情をしていた。
怒っていると思ったのに、レオは笑っていた。
優しさが顔に出ているような笑顔に、茜の胸はドキドキと高鳴っていった。
(なんだろ、どうしちゃったんだろ、私……)
鳴り止まない胸の鼓動。
むしろ、どんどん大きく高鳴っていくようだった。
「謝られることでもないし」
「ごめんなさい」
「だから、いちいち謝んないでくれる?」
「ごめんなさい……あっ」
また謝ってしまったと思って、茜は顔を上げるとレオは予想外の表情をしていた。
怒っていると思ったのに、レオは笑っていた。
優しさが顔に出ているような笑顔に、茜の胸はドキドキと高鳴っていった。
(なんだろ、どうしちゃったんだろ、私……)
鳴り止まない胸の鼓動。
むしろ、どんどん大きく高鳴っていくようだった。