チェリー
「君たち、うるさいよ。静かにしな」

すっごーい!
綺麗な人(帽子をかぶっていて顔はあんまり見えなかったけど)きっと、大人っぽい、ハンサムな人なんだろうなぁ…

って、そこじゃないない

凄い度胸だなー!

んっ??

何か変だぞ?!
何で言い返さない??

見ていると、ギャル達は、言い返すどころか、男を見て盛り上がっている。


えぇぇぇぇ??
なぜ?

次の瞬間、男は、帽子をとった。
その瞬間、アタシの想像は、モロく、崩れた。

だって、男は、髪の色は茶金で、耳には数えきれないほどのピアス。肌の色は黒くていわゆる『ギャル男』だった…

えぇぇぇぇぇ!?!

そして、次の言葉と行動で、アタシの想像は崩れ崩れ崩れまくった。

「静かにしないとちゅーするぞ」
そして、本当にしちゃった!!!

えぇぇぇぇぇ?!?

うっそ~!!
凄い!!初めて生ちゅー見た!!

っじゃなくて…

ありえない!!本当にしちゃうなんて!!軽すぎる!!女の子も女の子よ!!

アタシはだんだん、腹がたってきた…

そして、1分ほどたった…

アタシは次の駅でおりないといけなかったので、ドアの近くに行った。
そこから、1m位にギャル男達がいた。
相変わらず、うるさい…
そう思っていると、次の瞬間、電車が息停止した。
そして、立っていたギャル男がアタシの方に倒れてきた!!

その瞬間!!
アタシの唇がギャル男のとついてしまった!!

アタシは、何が起こったのか、数秒の間分からなかった…

「ギャーーーーー」


アタシは、開いたドアから走ってでた…
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop