蹴球魂!!!!
Game22
“あたし、頑張るね!!”
とは言ったものの……。
「円!!!!」
「うぎゃっ!?!?」
ーバシッ
またトラップミス…。しかも今回は顔面直撃…!!
あたし、やっぱり下手くそだ。
「いひゃい…」
痛くて上手く喋れない!!
「おい」
顔を抑えながら、声のした方を向くと、明らかにイラついた表情の晃汰がいた。
「お前…何してんだよ」
ーズキン
「あ、あはは…」
最近、これ言われてばっかり。ちょっとキツイなぁ…。
溢れてきそうな涙を堪えて、あたしは晃汰から離れようとした。
「もっと頑張れよ」
背中から聞こえてくる晃汰のぶっきらぼうな言葉に、思わず緩む口元。
「ありがと…」
晃汰が応援してくれてるんだもん、頑張らなきゃ!!
「ちょ…なんでまーちんニヤけてんのぉーっ!?」
「ぅえ!?!?」
口元緩みっぱなしで練習に戻ったら、俊介に大声でそう言われた。
…空気読んでよ!!
恥ずかしくて顔を隠しながらチラッと晃汰の方を見ると…。
“あの馬鹿共、何してんだよ”
とでも言いたそうな顔をして、あたしたちを睨んでいた。
「晃ちん、怖ーい☆」
そんな晃汰にビビる事なく抱きつく俊介。
本当に晃汰が好きなんだね…。笑
とは言ったものの……。
「円!!!!」
「うぎゃっ!?!?」
ーバシッ
またトラップミス…。しかも今回は顔面直撃…!!
あたし、やっぱり下手くそだ。
「いひゃい…」
痛くて上手く喋れない!!
「おい」
顔を抑えながら、声のした方を向くと、明らかにイラついた表情の晃汰がいた。
「お前…何してんだよ」
ーズキン
「あ、あはは…」
最近、これ言われてばっかり。ちょっとキツイなぁ…。
溢れてきそうな涙を堪えて、あたしは晃汰から離れようとした。
「もっと頑張れよ」
背中から聞こえてくる晃汰のぶっきらぼうな言葉に、思わず緩む口元。
「ありがと…」
晃汰が応援してくれてるんだもん、頑張らなきゃ!!
「ちょ…なんでまーちんニヤけてんのぉーっ!?」
「ぅえ!?!?」
口元緩みっぱなしで練習に戻ったら、俊介に大声でそう言われた。
…空気読んでよ!!
恥ずかしくて顔を隠しながらチラッと晃汰の方を見ると…。
“あの馬鹿共、何してんだよ”
とでも言いたそうな顔をして、あたしたちを睨んでいた。
「晃ちん、怖ーい☆」
そんな晃汰にビビる事なく抱きつく俊介。
本当に晃汰が好きなんだね…。笑