蹴球魂!!!!
帰り道。
いつもの4人で駅までの道を歩く。
乙女度MAXの胡桃は、どうやら今日から唯斗先輩と一緒に帰るらしい。
“え!?いいなぁーっ”って言ったら、胡桃は眉間にシワを寄せて詰め寄ってきた。
“円は毎日、一緒に帰ってるでしょーが!!”
…それは、そうだけどさ??
胡桃の、一緒に帰るとはわけが違う。
「今日も晃ちんかっこよかったぁー♪」
「うるさい。キモい。どっか行け」
「んなっ…!!!!」
「はははっ!!今日も晃汰、絶好調だな!!」
「飛鳥…どこに目ついてんの??」
「まあまあ、そう怒りなさんなって♪」
「そうだよ晃ちん、お肌荒れちゃうよ!!」
「黙れ」
確かに晃汰はいるけど…。
晃汰を取り合うライバル(俊介)がいて、未だに気まずい飛鳥がいて…。
これを、“晃汰と帰ってる”って言います??
「はぁ…」
なんか最近、いろいろ上手くいかないなぁ。
トボトボと3人のあとをくっついて歩いていると、俊介がペースを落としてあたしの隣へ来た。
「ねぇ、まーちん」
「うん??」
「ちょっと耳にしたんだけど…リフティング苦手って、本当??」
………。
「あ、えと…その……」
いつもの4人で駅までの道を歩く。
乙女度MAXの胡桃は、どうやら今日から唯斗先輩と一緒に帰るらしい。
“え!?いいなぁーっ”って言ったら、胡桃は眉間にシワを寄せて詰め寄ってきた。
“円は毎日、一緒に帰ってるでしょーが!!”
…それは、そうだけどさ??
胡桃の、一緒に帰るとはわけが違う。
「今日も晃ちんかっこよかったぁー♪」
「うるさい。キモい。どっか行け」
「んなっ…!!!!」
「はははっ!!今日も晃汰、絶好調だな!!」
「飛鳥…どこに目ついてんの??」
「まあまあ、そう怒りなさんなって♪」
「そうだよ晃ちん、お肌荒れちゃうよ!!」
「黙れ」
確かに晃汰はいるけど…。
晃汰を取り合うライバル(俊介)がいて、未だに気まずい飛鳥がいて…。
これを、“晃汰と帰ってる”って言います??
「はぁ…」
なんか最近、いろいろ上手くいかないなぁ。
トボトボと3人のあとをくっついて歩いていると、俊介がペースを落としてあたしの隣へ来た。
「ねぇ、まーちん」
「うん??」
「ちょっと耳にしたんだけど…リフティング苦手って、本当??」
………。
「あ、えと…その……」