蹴球魂!!!!
Game31
ーミーン ミンミンミン ミー
蝉の鳴き声がする中、グラウンドは色とりどりの練習着で賑わっていた。
いや、正確には、色とりどりの練習着を着た部員たちが、暑さで溶けそうになっていた。
「ぐあぁぁぁぁぁ!!!!あぢぃー!!!!」
「死ぬー!!!!」
「水を寄こせぇー!!!!」
そんな死にかけた言葉たちが飛び交う中に、あたしももちろんいる。
…溶けかけた状態で。泣
夏休みに突入したものの、練習は激しさを増して、胡桃に謝る時間どころか、宿題をやる時間すら取れない。
…謝る暇がなさすぎる!!!!
「円ちゃん、勝負しよ!!」
そう言ってきたのは、この間の大会で選ばれた、1年FWの佐伯くん。
「いいよぉー」
暑くてダルくて大変だけど、誘われたら断るわけにはいかないっ♪
いざ勝負!!!!
って…
「何の勝負??」
その言葉に、佐伯くんはマンガのようにずっこけた。
そして、お尻を摩りながらゆっくりと口を開いて言った。
「リフティング☆」
…え"。マジっすか!?
「……そ、そっか」
…楠木 円、ピンチじゃない!?
非常ーに、まずくない!?!?
よりによって、リフティングですか…。
特訓の成果、そろそろ出る頃かなぁ??
蝉の鳴き声がする中、グラウンドは色とりどりの練習着で賑わっていた。
いや、正確には、色とりどりの練習着を着た部員たちが、暑さで溶けそうになっていた。
「ぐあぁぁぁぁぁ!!!!あぢぃー!!!!」
「死ぬー!!!!」
「水を寄こせぇー!!!!」
そんな死にかけた言葉たちが飛び交う中に、あたしももちろんいる。
…溶けかけた状態で。泣
夏休みに突入したものの、練習は激しさを増して、胡桃に謝る時間どころか、宿題をやる時間すら取れない。
…謝る暇がなさすぎる!!!!
「円ちゃん、勝負しよ!!」
そう言ってきたのは、この間の大会で選ばれた、1年FWの佐伯くん。
「いいよぉー」
暑くてダルくて大変だけど、誘われたら断るわけにはいかないっ♪
いざ勝負!!!!
って…
「何の勝負??」
その言葉に、佐伯くんはマンガのようにずっこけた。
そして、お尻を摩りながらゆっくりと口を開いて言った。
「リフティング☆」
…え"。マジっすか!?
「……そ、そっか」
…楠木 円、ピンチじゃない!?
非常ーに、まずくない!?!?
よりによって、リフティングですか…。
特訓の成果、そろそろ出る頃かなぁ??