蹴球魂!!!!
「お、なんか面白そうな事やってんじゃん」

…げ。

「「晃汰…」」

よりによって、晃汰参上ですか…。


「特訓したんだろ??」

「へ??」

佐伯くんがボールを取りに行ってる間に、晃汰はそう言った。

「し、したけど…」

「じゃあ余裕じゃん。勝てよ??」

「いやいやいやいや!!!!」

余裕って何が!?相変わらず苦手なのに!?


「円ちゃーん、やろー♪」

「あ…うん」

何故か笑顔の佐伯くんにボールを渡されて、地面にそれを置く。


「俺が回数数えてやるよ」

いつになくご親切な晃汰。…ムカつく。

楽しみやがって!!

「ホモー」

「晃ちんが俺を呼んだっ!!何々っ!?」

「佐伯のリフティングの回数数えて」

「了解!!!!お安い御用だい!!!!」

…俊介まで乱入。ありえない……!!


「じゃあ、地面から浮かせる所からスタートな??」

「う、うん…」


超緊張する…!!

とりあえず、特訓の成果が出る事を祈る!!!!


神様、お願いします!!!!笑


「いくぞー」

「っ!!」

< 152 / 394 >

この作品をシェア

pagetop